こどものなかのこども


客観性を無視したマスゲーム的コラム vol.10

Category : Ikenishinji

今年が終わる。あとは忘年会をして、大掃除をするだけだ。とにかく記憶とお部屋をきれいさっぱりしてから新年を迎えましょうよってことなのだが、ポンピーはこの季節がくるたび思い出すことがある。その思い出とは好きな人と別れたためにその季節がくるたび胸の痛みとともに思い出すというような類のものではなく、できればコンクリと一緒に埋立地に葬り去ってしまいたいような腐った思い出なのだ。年末が来るたび、


客観性を無視したマスゲーム的コラム vol.9

Category : Ikenishinji

関西人ってお笑いが好きだ。日曜日の昼間、家族団らんの時間に


客観性を無視したマスゲーム的コラム vol.8

Category : Ikenishinji

昨日、4時間も細木のことで電話してしまった。


客観性を無視したマスゲーム的コラム vol.7

Category : Ikenishinji

ようやく重い腰をあげ、このコラムを書いている。もうすぐ六月も終わる。GW開けに五月病になるような、そして六月の梅雨空を倦んだ眼差しで見上げるような陰気な男供が夏に向けて筋トレをはじめ、女供が無駄毛処理をする季節である。夏に景気良く彼氏、彼女と


客観性を無視したマスゲーム的コラム vol.6

Category : Ikenishinji

拝啓あけましておめでとうございます。今年もこの不定期やり逃げコラムとポンピーをどうぞよろしくお願いします。ちなみに「拝啓」なんて小難しい言葉で書き初めてなんだが、さっぱり意味も使い方も分からない。ポンピーが想像するに、「いやぁ、


客観性を無視したマスゲーム的コラム vol.5

Category : Ikenishinji

今世紀に入って最大のインフルエンザがまもなくやってこようとしている、そうだ。世間では、やれWHOの非常事態宣言、やれタミフルの在庫状況、と不安を煽らんばかりに騒ぎ立てているが、実際のところ、鳥から人に感染したインフルエンザの猛威とはどれほどのものなのか。ポンピーの軟弱な体でそのウィルスに打ち勝つことはできるのか。正直なところ、今ポンピーは日々


客観性を無視したマスゲーム的コラム vol.4

Category : Ikenishinji

いやいや久しぶりのコラムである。前回、書いてから日が経ちすぎて夏も終わってしまった。ポンピーの夏をふりかえると、やり残したことがいくつかあるような気がする。地球の温暖化くらい切実なものから、深爪くらいしょうもないものまで。
そのなかの1つをあげるとすれば、海に行けなかったことだろう。馬鹿みたいに晴れた空の下、うわの空で


客観性を無視したマスゲーム的コラム vol.3

Category : Ikenishinji

告白するが、コラム3回目にしてポンピーは話題に困っている。なんとも素人っぽいではないか・・・。とはいえ、さっきまで『婦人公論』や『主婦と友』を意識しながら「ストレス解消法」について延々と文字を羅列していた。しかし起承転結の「起」のところで相当文字数がいってしまい、このままでは短編小説のようになりそうだと思い、なぜかいきなり消すことにした。まさにポンピーのなかで悪魔が目覚めた瞬間だった。その悪魔は無慈悲な笑い声を立てたかと思うと、次の瞬間には


客観性を無視したマスゲーム的コラム vol.2

Category : Ikenishinji

文章を書くと、なんとなく気恥ずかしいのは自分のことを曝けだしているからに他ならない。まさに裸を見られているような気分になる。前回も述べたが、客観性を意識すれば意識するほど、我の弱い文章になっていく。つまり裸ではなく、服を着てしまうのである。しかしあまりに


客観性を無視したマスゲーム的コラム vol.1

Category : Ikenishinji

好き勝手に文章を書くというのは、目隠しの状態で野原を駆け回ったり、筆をキャンパスに適当に走らせたり、ところかまわずカメラのシャッターを押したり、嫌いな人の前で「あんた嫌いだ!」とカミングアウトしたり、無駄な比喩を羅列したり、文字のフォントをいじってコラムっぽくしたりするのと同じくらい自由な行動だ。だから好き勝手な文章を書くときには、多少は客観的にならなければと思ったりする。でないと独りよがりの